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【上】逮捕も!国税当局がアフィリエイト脱税をターゲットに!

…2008年6月8日号… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
情報商材ジャーナル  
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【上】逮捕も!国税当局がアフィリエイト脱税をターゲットに!


=アフィリエイトに国税が目を付けた=

『幸せwin』、『FX常勝バイブル』の発売元、幸せwin株式会社と
同社の取締役で実質的経営者大橋晃(48)が今年3月、

東京国税局から東京地方検察庁に所得税法、法人税法違反の疑いで
刑事告発されていたことが6月3日、
共同通信、時事通信、読売新聞の報道で明らかになった。

隠蔽した所得は4億3000万円、脱税額は1億3000万円に上る。
所得の内、3割程度はアフィリエイト報酬と見られている。

これまでも、競馬予想業者や投資顧問業者の脱税による摘発は行な
われてきたが、今回画期的だったのは、
「アフィリエイト報酬の脱税を初めて摘発した」(東京国税局)
というように、当局がアフィリエイトの仕組みを研究し、
アフィリエイト報酬の所得隠蔽を摘発のターゲットにしたことである。

今後、税収不足を徴税の厳格化で補おうと必死の当局は、
全国の地方国税局及び各税務署レベルでのアフィリエイト報酬に対する
厳しい調査が始まることは確実となった。

現在は一線を引いた著名インフォプレナーX氏はこう怯える。

「去年の初め、一番儲かっていたときは毎月1000万円位インフォトップから
入金がありましたが、正直1円も申告していませんね。
そのあと会社を設立したのでそれからはこの業界で有名な税理士さん
にお願いしていますがむしろ儲かっていたのは会社を作る前ですから・・・。
たぶん4000万円くらいはそのまま銀行の口座に入ってますね。
別に隠してもいないです。私も逮捕されたりするのでしょうか」

本業で会社経営の傍ら毎月200万円近いアフィリエイト報酬を得る
Y氏も今の不安な胸中を語る。

「私の場合、インフォトップが7割、カートが3割ですが、
入金口座は家内の妹から借りています。正直、はじめた当初は
趣味の延長のようなものでしたからここまで収入が増えるとは
思いませんでした。
必要なパソコンやソフト、アフィリエイトで必要な商材なども
本業の会社で経費で落とすのでアフィリエイト報酬はそのまま
儲けです。
私のIDでインフォトップのランキングで調べてもらえばわかりま
すがかれこれ3000万円は貰っています。刑事告発された場合、
家内の家にまで迷惑をかけるのではないかと、心配です」

法人税脱税の時効は5年である。
彼ら同様、戦々恐々の御仁は少なくないだろう。

例えば飲食店の脱税であれば、仕入れた食材や割り箸の本数、
おしぼりの数など裏づけを取るために様々な調査が必要だが、
アフィリエイト報酬や情報販売の脱税の場合、ASP経由で入金
されている為、貰ったアフィリエイターや販売者が申告をして
いなければ即、未申告が明らかになる。

今回、大橋の事件に際して東京国税局及び東京地検は
インフォトップ等に調査または捜査を行ない、過去の支払いデータ、
帳簿類は任意又は強制的に閲覧又は押収していると思われる。

「ひとつの事件で押収した資料を元に次の事件の摘発の
端緒にするのは、査察部や特捜部のお家芸です。
大橋さんを上回る巨額アフィリエイト脱税が世間を騒がす可能性も
出てきたんじゃないですか。今は調査したデータを税務署間で
共有するようになったので、この分野の徴税合戦は一気に進むと
思います」(ベテラン税理士)

今後全国の所轄税務署が次々に小規模な脱税を摘発し始めると
いうのだ。
アフィリエイトや情報販売の税の適正化も一気に進むだろう。

また、

今年からアフィリエイトをはじめ、弊社書籍も1冊販売していただいた
主婦のAさん(詐欺商材「インド式」で返金のお手伝いをしました)は

「毎日3時間は頑張って、いろんな商材を買ったりして勉強しても
平均すれば月1万円。ゼロの月もある。時給100円。こんなんで
いちいち税務署に届けなければならないなら、もうやめようと思う」

と語るように、確定申告の手間や税理士報酬に見合わない低所得の
情報販売者やアフィリエイターの撤退も予想され、情報販売業
のエポックとなることは間違いないだろう。

(以下 次号)

次号以下は、アフィリエイト報酬脱税での逮捕の可能性、
大橋を実刑判決(懲役)にするための呼びかけなどを
行います。

文責 山岸悟


※【報道協力者引き続き募集しています】

 対象者は

・ネットビジネス副業系商材の購入者
・FXなどの投資商材の購入者

ご協力いただける方は、

●お名前(姓のみで結構です)
●年齢(○十代で結構です)
●職業
●在住の都道府県
●連絡のつきやすい電話番号・メールアドレス
 (本件以外でご連絡をすることはございません)
●購入商材名、発行人と金額(正確でなくて結構です)
●購入の動機・・・例)生活費の足しに・・・
         遊興費の捻出の為・・・
         年金生活が不安なので・・・
         ○○購入の資金作りのため・・・
         借金の返済の為・・・
   (どんなことでも結構です)

●a 記者と会って取材に応じられる
b 記者と電話で取材に応じられる
c 顔を映さなく音声を変えるならテレビの取材に応じる
d 顔を映した上で、取材に応じられる

         
●記者の方に伝えたいメッセージ
   (記事や番組制作に活かしていただきます)

を明記の上、info@hakusho-book.com へ
タイトル【取材可能】でメールをください。


全てのメールに丁寧に目を通させていただき、
現在依頼されているメディアの要望に近い方に
ご連絡をさせていただきます。
(その際に電話番号などを伺います)

後日、新聞記者やテレビ局の担当ディレクターから
メールまたは電話でご連絡を差し上げます。

(※何らかの謝礼がされるケースもありますが、
 基本的にボランティアとお考えください。)

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■担当者  :情報商材編集部デスク 山岸 悟
■山岸E-Mail:info@hakusho-book.com
■山岸悟プロフィール
  1962年 東京都出身。財界誌、週刊誌記者を経て
  フリージャーナリストに。政、官、業、オールラウンドに執筆。
  本年6月より株式会社トレンドライフ編集部デスク就任。
  E-BOOK白書に連動した執筆を行なう。
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