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一刀両断! 情報商材ジャーナル

緊急続報 ほったらかしアホリエイト2

…2008年2月18日号… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
情報商材ジャーナル  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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トレンドライフの山岸です。

前回報じた「ほったらかしアホリエイト2」(発売=株式会社ユナイテッドコンサルティング)に関し、記事配信と同時に購入者から重大な指摘が入った。

同商材の肝である、「てぃーだブログ」でアフィリエイトブログ、コピーブログの発覚=即時削除の措置がとられているというのである。

粒田粒夫氏が緊急寄稿してくれた。

早速てぃーだブログへ確認をとるとアフィリエイト目的のサイトが今月に入り急増し、急遽対策を立てたという事のようだ。
「ほったらかしアホリエイト2」の要点はてぃーだブログを利用する事である。
この手の「ネタ一発」ものはミクシィにしろ、検索エンジンにしろ、サービス提供会社の規約変更やロジックの変更で一瞬にして無価値となる場合が多い。
販売サイトでは継続性と
「ライバルが増えた場合も稼ぎ続ける事が出来る」ノウハウである事を強調しているが、
この手の「一発ネタ商材」が一瞬で無価値化する前例は数百数千とあったのに、
このリスクを説明していなかった。
私は記事で継続的な再現性の危うさを指摘しセールスレターは誇大表現だと警鐘を鳴らしたが、案の定早くも、というより既に商材の賞味期限が過ぎてしまったのである。
他にも特典で幾つかのブログを紹介しているが、本編ででぃーだブログを紹介している以上、でぃーだブログが使えなくなると言うのは、実質商材が使えなくなったと言ってもいいだろう。
仮に、今回のでぃーだブログの件で、他のブログでこのノウハウを使おうということになったとしても、今回の二の舞になるのは火を見るより明らかである。
17800円払ってネタ一発。
しかもその賞味期限がたった数日だったなら購入者の怒りは収まるまい。
ましてや、自信満々で継続性を豪語していたのである。
本誌情報商材ジャーナルで一人でも多くの被害者が救われたなら幸いである。
また、洒落にならないのは、現在もカウントダウンタイマーを回して売り続けている事である。
この商材の要点は「てぃーだブログ」である。
そのてぃーだブログを利用する事が極めて困難な状況になりはじめている今、
その重大な事実を秘して
「つまり、あなたはこの方法でブログを作るだけで、ライバルが増えても、問題なく稼げるようになる可能性の高い本物のノウハウを手に入れることが出来るのです。
そして、これからもこの方法でずっと稼ぐことができるのです。
もう、ダメ商材にだまされることはありません。」
といまだに継続性を主張して販売を続けているのだ。
これは姉歯事件で耐震強度の偽装を認知したあと物件の引渡しを行ない詐欺罪で起訴された元ヒューザーの小嶋進被告と同様の詐害行為である。
当然、特定商取引法や消費者契約法の重要事実の不告知に明確に該当する違法販売だ。
この商材は返金保証つきと保証なしの2コースがあるが、
保証つきのコースは
「わたしたちは約束いたします!
1年間ほったらかしアホリエイトのノウハウを実践してみてください。
このノウハウでブログを24個以上作ったにもかかわらず、1年以内にまったく稼げなかった場合、
決済手数料と振込み手数料2000円を引いた商材代金を返金いたします。」
との契約を購入者と交わしている。
しかし、てぃーだブログが規制をすればこのノウハウの実行は不可能なのだから、返金保証コースの全ての購入者に返金しなければならないことを理解しているのだろうか?
売れば売るほど赤字になる商材をカウンター回して売り急ぐ愚。
情報商材市場のいい加減さと幼さが際立つばかりである。

文  粒田粒夫
構成 山岸 悟


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■山岸悟 略歴  
1962年 東京都出身。
財界誌、経済誌、週刊誌記者を経てフリージャーナリストに転身。
政治からビジネス、事件までオールラウンドに執筆。  
昨年6月より株式会社トレンドライフ編集部のデスクに就任。  
電子書籍の年鑑「E-BOOK白書」に連動して執筆活動を行なう。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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