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一刀両断! 情報商材ジャーナル

糾弾! 毎月80万円儲かる【必勝の法則~トリプルローズ】

…2008年2月20日号… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
情報商材ジャーナル  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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こんにちは。最近、情報商材以外の業務に追われる山岸悟です。
今日は「おつりdeロト」以来の宝くじ系商材、インフォトップギャンブル分野30日ランキング堂々の第7位。
【ナンバーズ3必勝の法則~トリプルローズ~】
販売サイト   http://tomygun.jp/triplrose/index.htmlを検証する。
論評はギャンブル系大物アフィリエイターのミスターK氏です。
ちなみに同氏はこの商材を一度も客に紹介していない。

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商材概要
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■発行元     池上 知宏
■運営責任者   池上 知宏
■所在地     新宿区西新宿7-10-20
■電話      03-3361-7076
■メールアドレス triplelaws@tomygun.jp 
■価格      12800円
■目次 なし
■頁数 42ページ

セールスレターはこの手の商材にありがちな荒唐無稽なものである。
「1ヶ月で手にする額、金80万円也」
「ストレート的中率65%」
勿論こんなに当たる方法を開発したなら、たった12800円で売る馬鹿はいない。
そんな常識人の疑問に答えるべく、Q&Aには
Q 本当に勝てるなら、どうして公開してしまうのですか?
A 特に意味はありません。別に一人で儲け続けてもいいんです。 
ただ、毎週のようにナンバーズ3でお金を手にしていますから別にいいかなと思ったのが正直なところなんです。
なんで、うそ臭いと思ったら、別に買わなくていいですけど(笑)
開き直るのだ。
こんなアホくさい販売サイトでこの商品を買う客があとを絶たないのだから、「情報起業」とはボロイ商売である。
さて、内容の評論に入ろう。
マニュアルの内容を一言で表現すると、
前回の当選数字(百の位・十の位・一の位の和)から次回の当選数字の3桁の和を予想するだけ。
たったこれだけのマニュアルである。
そして、その内容は既存の予想法の継ぎはぎのようなモノなのである。
この商材名となっている「トリプルローズ」だが、出現した3 つの数字の中から、次回または次々回に同じ数字が出現する理論をいう。
これは、ナンバーズ業界では、「引っ張り」と呼ばれている現象で、この引っ張りの現象だけでは、到底、当選確率の高い予想なんてできない。
だが、この商材では、この引っ張り現象を利用した予想方法を推奨している。
購入者には気の毒だが、実際にこのマニュアルで販売サイトで書かれているような成果を収めている人間はいないだろう。
また、初心者の方でも問題ないと書いてあるが、マニュアルを見る限り、ナンバーズをかなり研究している人ですらこのマニュアルを理解することすらできないだろう。
16頁に
「購入点数が510点未満ならば、儲けが出る計算になる。
ちなみに、3つの合計が18 以上になる組合せは220通り」とある。
この部分だが、合計数字が18以上になる組み合わせが220通りあることを、ナンバーズ玄人の人間でもすぐには理解ができない。
初心者にとっては、まず理解できない。
17~22頁までにナンバーズ組合わせ一覧と書かれた表が掲載されいているが、これを見ても何を示しているのか全くわからない。
予想点数に関しても、このマニュアルに書かれている手法で予想を行ったところ、10点20点前後の予想になることはなかった。
販売サイトの記述と異なる。
軸となる数字を2つ選ぶことがマニュアルの中で予想手法として述べられているが、軸数字の選択方法の説明が皆無に等しい。
24~25頁に
「はじめに紹介したように、過去2 回の最大6 つの数字の中から、いずれかの同じ数字が選ばれる可能性が非常に高い。
また、同じ桁で前と同じ数字が選ばれる確率は、10分の1 × 10分の1 となり、結果は100分の1 。
期待数字は、百の桁は「1 ・9 」。
十の桁は「1 ・3 ・8 」なのだが、「1 」が禁止数字になっているので、「3 ・8 」ということになる。
一の桁は「1 ・3 ・9 」なのだが、ここも十の桁と同様に、「1 」が禁止数字に選ばれているので「3 ・9 」になる。」とある。
この部分だが、あまりにも情報が少なすぎるため、軸数字を選択する方法が全くわからない。
また、何の根拠も説明もなく「禁止数字」などという言葉が多数記載されいている。
どうして禁止数字なのか?
などという説明がなく、一番の商材の肝の部分をワザと難しい専門用語をつかって不鮮明にしているといえよう。
たったこれだけの説明では、マニュアルを購入した人間は、誰も軸数字を自分で選定することができないのだ。
予想時間についても、
「難しい手順は一切存在しません。
そのため、慣れてしまえば10分もあればあとは買って、当たるのを待つだけです」
と販売サイトには書かれているが、実際にはマニュアルに書かれている内容を理解するだけでも相当の時間を要する上、マニュアルに書かれている内容を理解したとしても、ナンバーズの玄人の方でも予想するだけでナンバーズの玄人の方でも予想することは困難だろう。
作業内容は、過去の当選当選確率についても、65%という通常では考えられないような数値を大きく取り上げているが、この2007年9月度だけの数値であり、その他の月に関しては一切の記述がない。
これは、マニュアル内でも同様。また、当選券の画像すらないため、非常に信憑性が薄い。
「ナンバーズ3で毎週20万円の現金を手にできている私」
など散々豪語するのに、当選券の画像を掲載しない事は全く不思議。
商材の販売者がナンバーズを購入していない蓋然性は極めて高い。
これでは2007年の9月度の抽選結果を元に予想のロジックを作成した、結果論をまとめたマニュアルであると見做されても止むを得まい。
実際に、この2007年の9月に当選したとされるナンバーズ3の予想方法などについてもマニュアル内で一切説明されていない。
2007年9月度の実績を使いマニュアルの説明を行っているが、2007年9月以外の月で検証を行ってみようとしたが、具体的な予想方法すら書かれていないため、実際に予想作業すらできないという有様だ。
「ズレルと○○」というグラフ(本文24頁)についても、

ナンバーズ 次回当選番号はコレだ!
http://www.ts4-net.com/

が公開しているものであり、このグラフをそのまま引用してきてしまっていいのか?
こちらも疑問である。
「誰が予想しても同じ結果になる」このようなことは、一切なく、マニュアル購入者自身の判断によって予想を行う必要がある。
つまりセールスレターは誇大あるいは虚偽と言える。
27頁に
「これまでに紹介してきた手段だけで、ナンバーズ3 は当てやすくなる。
ただ、この方法を試した人が十人と同じ結果にはならないということは申し上げておかねばなるまい。
つまり、ヒナ形となる数字は、誰にでも選出することができるが、毎回のように状況が異なるナンバーズ3 では、応用方法がいくらでもあるということである。
状況にあわせて、最も的確な数字、購入点数を選ぶことができれば、間違いなく、数字は思い通りに当たり出すだろう。
さて、実際、この方法をマスターすることは容易ではなく、何度かシミュレーションを行わないと、なかなか自分のものにはならない。」
とあるが、これは著者の開き直り、虚偽広告の自発的暴露である。
セールスレターでは、誰が予想しても同じ結果になる。
と書かれているにもかかわらず商材の中では
「この方法を試した人が十人と同じ結果にはならない」
と矛盾したことを堂々と言ってのけているのだ。
『○○が分かれば当たる』という事実・・・
セールスレターに伏字として記されている「肝」が商材中に該当箇所が見当たらない。
最後まで読んだがヒントすらわからなかった。
マニュアルを初心者向けに作成しているものではなく、玄人向けに作成しているためもっともらしい手法を紹介しているのだが、到底、初心者には、予想すらできない。
「誰でもできる」などという表現とは程遠く、マニュアル購入者をがっかりさせてしまっているだろう。
この商材のいい加減さは随所に現れる。
例えば、セールスレターの冒頭で
「ロト6やナンバーズ4には使えない」
と記載されているが、マニュアル内で、ナンバーズ4購入方法としてのマニュアルが記載されている。
誇大表現、虚偽、いい加減・・・買ってはいけないギャンブル商材の典型だ。
購入月の翌月末までは、商材発行主が返金に応じない場合インフォトップが返金(クレジットマイナス決済)の手続きをしてくれるので早めに返金要求をしてください。
尚、同商材発行者の特商法表記の所在地は「biz東京」という私書箱業者である。
第2日新ビルの他のテナントに池上 知宏の名はない。
これは、インフォトップ審査基準
「非承認の対象」特商法の不備の項目、
「業務の行われている実在する住所を番地・建物名・部屋番号まで記載  
例:東京都千代田区神田須田町2-2 ITC神田須田町ビル7F 
※インフォトップに登録している住所と一致すること」
違反するだけではなく、
主務官庁である経済産業省消費経済政策課の
「本法
私書箱を表示しても、このような場所を表示したことにはならないので、「住所」の表示をしたことにはなりません」
との指導に反する。
高浜憲一社長は業界規制団体JIEA日本インターネットアントレプレナー協会を設立した後も住所表記をごまかして販売する業者と結託するとは言語道断である。
このような法律や行政をなんとも思わない企業が、
株式会社インフォトップ出版(代表取締役 近藤清英)を設立しメディア経営に携わる事に強い危機感を覚えるのである。
本日株式会社インフォトップマーケティング(笠浪哲司社長)は今後のユーザー通信の広告出稿をJIEAマークの取得を条件とした。
早速業界内からブーイングが沸き起こっているが、広告出したかったら自分たちのお手盛り団体であるJIEAマークを取得しろというのは傲慢であり、本末転倒である。
新たな金銭的負担を強いて疑惑の多いJIEAマークを取得させるのではなく、自社でしっかり審査をするのが先である。
高浜憲一社長は業界を健全化させる前に自らの思考回路と自らの会社を健全化して欲しい。

論評 ミスターK
構成 山岸悟

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専門の論評者が厳しく論評、必要に応じ山岸が 発行人や周辺を取材し、糾弾いたします。
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■担当者  :情報商材編集部デスク 山岸 悟(やまぎしさとる)
■山岸E-Mail:info@hakusho-book.com
■山岸悟 略歴  
1962年 東京都出身。
財界誌、経済誌、週刊誌記者を経て  フリージャーナリストに転身。
政治からビジネス、事件まで  オールラウンドに執筆。  
昨年6月より株式会社トレンドライフ編集部のデスクに就任。  
電子書籍の年鑑「E-BOOK白書」に連動して執筆活動を行なう。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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